• 新たな価値を創造する、未来へ。

地域防災と復興支援

河川・水路・樋門樋管等付帯施設の調査・計画・設計、砂防関連調査・計画・地盤・水文関連調査・解析

自然災害から人命と個人や社会の財産を守り、安全で安心できる
生活環境を創出するため、防災に優れた地域づくりを目指します。

橋梁構造物の復旧と耐震性向上のための改良

直角方向に移動したPC上部工の復旧及び施工計画、損傷した支承及び落橋防止の復旧

県道成田鏡石線のJR線を跨ぐ笠石高架橋が東日本大震災により被災したため、被害調査を行い損傷に対する補修設計を行いました。上部工が時計回り方向に回転移動していたため、上部工の鉛直ジャッキ及び水平ジャッキによる移動復旧計画としました。

震災・復興記録集作成

東日本大震災の記録を50年後の人々に…

東日本大震災の被災者である新地町の住民や町関係者、ボランティアや復旧・復興事業に携わっていただいた方々、未来の新地町を担う子供たちや今後町を訪れる方々に、震災の教訓と未来への希望を伝える内容として膨大な写真、関連資料や証言の記録を1冊の本としてまとめました。

震災後の将来像に合わせた新用途地域の指定

土地利用の変更や人口減少など新たな人口フレームに対応した用途地域の変更

東日本大震災により甚大な被害を受けた気仙沼市は、復旧ばかりではなく災害安全性の確保の面から、特に市街地において被災前と被災後の土地利用に相違が生じています。当社は、将来的な土地利用の方向性や現状の建物立地状況を踏まえ、不適格建築物等の調査を実施するとともに、関連機関との協議用資料・申請図書の作成を行い、用途地域変更に係る手続きを行いました。

都市域の内水氾濫対策

Mouse及びInfoworksを活用した大規模都市型水害の内水氾濫解析を実施

一級河川寝屋川流域において、必要となる新規流域調整池の二次元不定流内水氾濫解析により、河川及び流域内の下水道網の影響を総合的かつ複合的に解析しました。解析により最適案を見つけ出し、今後の流域調整池の施設段階ごとの必要規模・箇所数、事業効果を整理し、優先順位と整備方法について検討を行いました。

海岸堤防の復旧工事に伴う試験盛土による圧密沈下の検討

施工中の試験盛土により実績沈下量から予測沈下量を評価・再検討し、工期短縮・対策費用を縮減

東日本大震災により被災した福島県の海岸堤防は、盛土後の沈下収束が長期間に渡るという工事着工時の課題がありました。当社は、施工中の盛土の実績沈下量から予測沈下量を評価・再検討した結果、沈下収束に必要な期間の工期短縮を実現しました。また、対策工の必要がなくなり、費用の縮減が図れました。

既存市街地と港との一体的なまちづくり

東日本大震災被災地 小名浜港湾及び周辺地区の活性化計画

東日本大震災により賑わいを失った小名浜港の港湾施設、観光施設、漁業施設について、既成市街地への賑わいを取り戻すため、地元市民会議や漁業関係者の復興計画や意見を踏まえ、漁港区も含めたアクアマリンパークのあり方や利活用を検討しました。


※整備イメージ図は、最終計画決定の内容を反映したものではない。
あくまでもイメージ図であり、決定したものではない。